情けないというか腹立たしいというか・・・

「ノーベル賞・小柴氏設立の財団解散へ 財政・人事苦しく」 http://www.yahoo.co.jp/pickup/6218616

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 先日、このニュースを見てタイトルのような感想を持ちました。  ニュートリノの観測でノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊先生がその賞金を元に設立した基礎化学研究振興を目的にした財団が来年3月に解散されるとのこと。小柴先生は解散理由として「財政上の問題と人事上の問題」を挙げていましたが、主な理由がどちらかは明確でしょう。「若い世代に事業を引き継ぐのは好ましくなく研究に専心していただきたい。」という人事上の理由は正直理由になっているとは思いません。研究に専念していない人間でこういう活動をしたい人間は絶対にいるはずです。かく言う私がそう。声をかけられれば喜んで運営に参加します。  おそらくはメインの解散理由である財政上の問題。こちらはかなり深刻なようです。記事に曰く、「財団の運営費は地方自治体や個人などからの賛助会費でまかなってきたが、近年退会者が増え、自治体からの会費が減少。運営の見通しがつかない状況に」とのこと。会員に地方自治体はあっても国はありません。個人の会員というのはおそらくは研究者がほとんどでしょうから多くを期待することはできないでしょう。なんとも情けない話です。ノーベル賞受賞の科学者が、日本の科学研究の発展を願ってその賞金で設立した財団にも関わらず、マトモに運営費を集めることすらできないとは!  以前NHKで「技術立国・日本の自叙伝」というシリーズの番組がありましたが、その中で昔の日本のトップ達はまだ少しは科学研究に対する理解があったように思います。しかし、最近はそれを持ち合わせていないのではないでしょうか。現在科学研究者に対して彼らは二言目にはこう言います。「で、それが何の役に立つの?何ができるの?」と。基礎科学はあくまで科学の「基礎」なのです。応用としては色々な可能性が考えられるけれども、現時点では具体的にそれが何なのかはわからない。しかし、研究を進めなければその可能性は完全にゼロになってしまう。だからこそ財政上の支援が必要なのだと思います。  今年ノーベル賞受賞した大隅先生も言っていましたが、このままでは日本からノーベル賞受賞するような研究者はいなくなるでしょう。これは全科学研究者共通の危機感だと思います。時々大学で、出張経費等をごまかして裏金を作ってた、なんてニュースがあったりしますが、多くの場合その使い道は大幅に不足している研究費への流用です。ここからでも研究費がどれだけ不足しているか察しがつきます。受賞の時だけチヤホヤするんじゃなくて、普段からの支援をしっかりしてほしい、研究者の道からはドロップアウトした人間の正直な気持ちです。