受験勉強

こんにちは、4月で大学3年生になったかっちゃんです。
今回は、新高3の皆さんに僕の1年間の受験勉強の経験から、これからの皆さんの受験勉強に向けてのちょっとしたアドバイスをしたいと思います。
まず初めに自分の志望している大学を思い浮かべてください。その目標まで全然届かない人、頑張れば届
く人、今の成績で十分な人と、様々な人がいると思います。ここで言っておきたいことは、どのレベルにいる人も志望する大学に受けられる機会とそこまでに準備する時間が与えられているということです。
現時点で合格なんて無理だと思っている人もこれからの頑張り次第でどうにでもなると思います。志望校
に合格するために今回のアドバイスが少しでも役に立てたらと思います。
では次に、有限である時間の使い方を考えてみましょう。新学期が始まると最初のうちは、学校の行事や部活動などで放課後の時間が短くなり、宿題をする時間などを含めると自習の時間をなかなか取ることができません。しかし、時間が無いからやらなくてもいいというわけではなく、少しの時間でも英語の単語帳を開いたり、机に向かってテキストを開いたりして、早いうちから勉強する姿勢を身に付けていきましょう。そこが受験勉強のスタートになります。何事にも出だしが肝心なので、自分の目標にふさわしいスタートラインに立てるようにしましょう。
僕は、受験勉強が始まったら中間地点に夏休み、冬休みの2つがあると考えています。長期休暇は普段より時間を多く使える期間であり、成績を著しく伸ばすことのできる、とても大切な期間です。僕は、夏休み中にセンターの目標点に届かせることを目標に夏休みを過ごしました。終わりには目標点との明確な差を考えて、自分の苦手は何かを再認識し、冬休みまでは苦手克服に重点を置いてやりました。自分が今どの程度の段階で、何に力を入れなければならないかを常に意識して勉強してほしいと思います。苦手なものを後回しにしてしまって、受験で致命傷になることは多々あります。早いうちから手を入れて、苦手な物を自分の武器にできるようにしてください。
受験勉強はどれだけの知識を自分の武器にして扱うことができるかが鍵になってきます。ただ覚えるだけ
では受験という戦いで勝利を手にすることはできません。それを扱うことができて初めて自分の実力にな
ります。日々の時間のなかでコツコツと自分の武器を増やしていきましょう。そのためには数をこなすこ
とが大切です。自分ができると思っているものでも本番の緊張感の中では焦ってできなくなることもあり
ます。そうならないように、手が覚えるくらい(言い過ぎですが)の演習量をやるくらいの心意気で望ん
でください。
最後になりますが、成績はいきなり1から10になるように急に伸びることはありません。模試の結果を見て、「あんなに勉強したのに・・・」と悩むことが何度もあると思います。そんな時は、自分が志望校に受かってなにがしたいのかを思い浮かべてください。バイトがしたい、サークルに入りたい、海外旅行に行きたいなど、どんなに些細なことでもいいです。自分の夢に対する思いが強いほど、それが必ず自分のやる気や力になるはずです。これから1年間、辛く長い時間になりますが自分の夢を実現するために一緒に頑張っていきましょう。