もしも日本が勝っていたら公用語は日本語なのか?

生徒さんの中には、「英語がわからん!!」と嘆いている子が何人かいます。その中で、戦艦や軍事系のものが好きな子が「日本が大戦で勝ってたら共通言語は日本語になるのに…」ということを言っていました。面白い観点だなーと思いましたが、現実的には共通言語化は無理だろう、とも思います。日本人の「和を以て貴しとなす」精神とか、「おもてなし」の心とか、そんな精神的な理由ではなく、言語構造的に難しいのです。
 日本語は文の最後まで読まないと内容の肯定・否定がわかりません。これを「文末決定型」というのですが、実はこのタイプ、世界的に圧倒的少数なんです。日本周辺では韓国が、ヨーロッパ圏ではトルコ語が文末決定型の文法をとります。しかし世界で200近く国家があるにも関わらず、文末決定型の文は指を折るほどしかないのです。そのほかの国は「文頭決定型」という、主語の後に述語(つまり話のオチ)が来るタイプなのです。そもそもの文構造が違うので、日本人が英語を学習する際には意識しないとミスが生じます。

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 さて、日本周辺でかつ文化面で日本に多大な影響を与えてきた中国語。これも実は文頭決定型なのです。昔の中国語である漢文には返り点を付けますが、あれも文構造の違いから生み出された、先人の知恵というやつなのです。漢文はほとんど英語と同じ文構造なので、それを意識して読んでいくと読みやすく感じる…かも?