今年のGWに欧州旅行される方々へ
講義中の話です。当たり前ですが生徒と軽く雑談をすることはあります。この時期ですと、「担任の先生どう?」とか「部活何にした?」とか他愛もない話ばかりですが、その中で驚いたのは中々授業が始まらなかったことですね。入学式・始業式から1週間ぐらいは「え?まだ始まってないの?」と少々戸惑いました。考えてみれば確かに自分の頃もそんなだったような気がしないでもないです。しかしこの日程、結局授業始まってほとんど進捗しないうちに早くも連休になってしまう、それってどうなのかなあ?と少々疑問に思いますね。まあ進学校だともれなく休み明けに試験が付いてきますが。
ところで、GWに欧州旅行を予定されている方、ちょっと不便なことがあるかもしれません。欧州ではメーデーは毎年大々的に行われます。これ観光客にとっては結構迷惑なんですよね。通りはデモ隊が埋め尽くすし、運が悪いと公共交通機関や観光地そのものが休み・閉鎖になることもあります。正直ロクなことはありません。ただ今年の場合、「節目」の翌年なので、それほど大きな影響はないかもしれません。去年ですと、大々的な行事が各国で行われ、その準備で不便なことがあったかもしれません。
その「節目」とは今年が第二次大戦終結後71周年であることです。日本人の感覚ではヒロシマ・ナガサキ・終戦の日の8月というイメージが強いですが、欧州戦線の終結は5月初なのでちょうどGWとかぶります。ここで具体的な日付を見てみましょう。
4月28日ムッソリーニ、リンチにより処刑。
4月29日ダッハウ強制収容所解放
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4月30日ヒトラー自殺
5月01日ゲッベルス自殺
5月02日ベルリン陥落
5月05日オランダ・デンマーク解放
5月08日ドイツ降伏
(以後散発的な戦闘が2週間ほど続く)
自分の記憶に間違いないか調べながら書いているのですが、書いてるだけで気分が重くなりますね。しかし、ドイツと同じく敗戦国日本の人間である以上、歴史的事実は受け入れなければなりません。もし旅行先でこれらの行事に出会ったとしても迷惑がらずに真摯にこれを受け止めましょう。
最後に30年前の5月8日(すなわちドイツ敗戦40周年の日)、当時の西ドイツ大統領リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカーの演説の有名な一説を振り返って本記事を締めたいと思います。
「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」