つい先日、知人から近くの高校のブラスバンドのコンサートがあると聞き、行ってきました。どこかのホールで定期演奏会か、それとも文化祭か、と思ったのですが、校内の少し大きな視聴覚室みたいなところで開催されました。
ちょうど、大学の大講義室と同じ感じですね。バンドを階段状の座席で少し上から見下ろす形になります。高校も最近の新しい校舎はこうなのね・・としみじみ。
まさに演奏者の顔の表情までがしっかり見える距離で、アットホームな演奏会でした。ノリノリで指揮棒をふる先生の背中の汗が見えそうなくらい。
曲目も一般の人に気軽に楽しんでもらいたいというプログラムになっていました。
ディズニー・ルパン・トランペット吹きの休日・まるちゃん・演歌etc.
実は私も昔ブラスバンドに所属していたのもあり、半分以上の曲は楽譜は違っても演奏したことがあったり、トランペット吹きの休日などはブラス経験者にはメジャーな曲で、私にとっても非常に思い出深い曲で思わず涙がこぼれるほどでした。
学生のバンドの演奏技術諸々には聴く人によって様々な評価があると思います。そもそもプロではありませんしね。
でもやっぱり、生のものふれることは良いものだと改めて感じさせてくれました。プロにはプロの、アマチュアにはアマチュアの、それぞれで感じるものがあります。それぞれで異なるものを感じさせてくれます。それがまた楽しさでもあります。一緒にいった小学生の子供も友達と最前列の端にいましたが、楽器紹介になるとど真ん中に移動して見入っていました。これがテレビの中の演奏だったらチャンネルを変えているかもしれません。
数週間前はこれまた近所の夜店市で、別の高校の応援団がパフォーマンスを披露しにきていました。学ランをきた男の子たちと、チアの女の子たち。ちょっとぎこちないMCと真剣な顔とのギャップがまたよかったです。その場にいるということだけで、子供からお年寄りまでが集まり盛り上がり楽しんでいました。
文化の秋・芸術の秋・スポーツの秋・何をするにもいい季節で、様々なイベントがありますね。高いお金をかけなくても楽しめるものもあります。
ちょっとのぞいて見てはどうでしょうか。